定盤の温度変形を抑えるために開発された水冷式・温調定盤は、活用方法に新たな広がりを見せています。
図に示した解析では、ブレッドボード上の発熱体を積極的に冷却することを目的とし、様々な使用環境下でどのように温度コントロールできるかを調べており、図は断面の温度分布図を示しています。
図を見ただけではわからないと思いますが、筐体の中に水冷式ブレッドボードを置き、その上に発熱体を置いて冷却状況を解析したものです。空調を効かせたり、ブレッドボードや筐体の条件を変えたりして、効果を比較しています。
水冷式ブレッドボードの活用により、空調のみに頼らない繊細な温度制御が実現可能となります。