JVIコラム

JVI Column

X線自由電子レーザー施設 SACLA(サクラ)

独立行政法人理化学研究所様に当社の除振台を購入して頂きました。

大型放射光施設SPring-8に隣接して整備を進めている
X線自由電子レーザー施設SACLA関連に使用され
装置の一部として活躍しています。

その証として、当社の名前がパンフレットに紹介されました。

当社は技術革新を目指す企業・大学・研究機関への協力を積極的に行っております。

空気ばねの開発やってます!

今回は、4000×1500サイズの試験機を作成し、空気ばねの開発を行っています。
タンクの容積を変化させたり、オリフィスを調整したり、ピストンの形状を変更したり、受圧面積を変更したりと、様々な検証を行っています。

しかし、なかなか思ったとおりにいかないものですね。
でも結果を見て落胆というより、ますます燃えてきますね。
どうしてこうなるんだろう?こうしたらどうだろう?
ますますやりたいことが増えてきます。

インターンシップ

今月、インターンシップで学生Sさんが来て、開発業務のお手伝いをしていただきました。

Sさんは、専門課程で振動を専攻しているだけあって、振動に関する基礎知識は備わっていました。
しかも、防振台の制振に関する研究もしていたということで、逆にこちらが教わることも多く、私たちにとっても有意義なインターンシップでした。

荷重と固有振動数の関係

空気ばねの固有振動数は、一般的に1~5Hzの間にありますが、お使いの防振台の固有振動数をできる限り小さくしたい場合、ダミーウェイトを付加するやり方があります。

固有振動数は、f0=1/2π×√(k/M)という関係式が成り立つため、荷重(M)が増えれば固有振動数(f0)は小さくなります。
ただし、荷重が増えることにより、ばね定数(k)も増加しますが、増加率がMの方が大きいため固有振動数は小さくなるのです。