定盤の温度変形を抑えるために開発された水冷式・温調定盤は、活用方法に新たな広がりを見せています。
図に示した解析では、ブレッドボード上の発熱体を積極的に冷却することを目的とし、様々な使用環境下でどのように温度コントロールできるかを調べており、図は断面の温度分布図を示しています。
図を見ただけではわからないと思いますが、筐体の中に水冷式ブレッドボードを置き、その上に発熱体を置いて冷却状況を解析したものです。空調を効かせたり、ブレッドボードや筐体の条件を変えたりして、効果を比較しています。
水冷式ブレッドボードの活用により、空調のみに頼らない繊細な温度制御が実現可能となります。
弊社が開発した水冷式温調定盤が、『特許』を取得しました。
特許第5635037号 定盤及び層状定盤
定盤温度を一定にし、熱膨張による定盤の変形を限りなくゼロに近付けたWB,WHBシリーズを是非ご活用ください。
H24年度、H25年度補正 ものづくり補助金に、2年連続で採択されました。
今後も革新的なものづくりにチャレンジし続けます！
↓H25年度補正 ものづくり補助金採択企業（静岡県）
https://siz-sba.or.jp/info/monodukuri_saitaku20140929.pdf
WB、WHBの設計段階で、熱流体解析を行っています。
上図は、BOX上面から21℃の空気を流し、床面から排気した時の解析結果です。
温調定盤に20℃の温調水を流すことで外気の変動に影響を受けず、定盤及び周辺の環境を安定させることが可能になります。
経営革新計画承認されました。
「高剛性ステンレス430を用いた非膨張性の水冷防振台の開発」 弊社の技術は表舞台のハイテク技術や先端産業の縁の下で支える支援技術です。 社会に貢献し、未来への夢や希望を実現させる為に日夜努力を積み重ねてまいります。
商品ラインナップに「チューンド・マス・ダンピング定盤」が新たに加わりました。
・ハイグレードダンピング空気ばね式除振台(AHD-SERIES)
・スタンダードダンピング空気ばね式除振台(ASD-SERIES)
